オーストラリアワーホリで人気のファームジョブのひとつが、ベリーピッキング。
中でもコフスハーバー周辺はブルーベリーの仕事が有名で「実際どれくらい稼げるのか?」と気になっている人も多いはずです。
結論から言うと、
コフスハーバーのブルーベリーピッキングは“生活はできるけど、爆発的には稼ぐのは難しい”仕事です。
コフスハーバーのブルーベリーピッキングの給料相場
ブルーベリーピッキングは基本的には、完全歩合制で、最低時給保証のあるファームはかなり少ないです。
レートは1kgあたり$3前後のことが多く、
ピッキング方法は専用のベルトを腰に巻き、そこにバケツをぶら下げてそのバケツにブルーベリーの実を入れていくというやり方です。
そのため1kgあたりではなく1バケツあたりのレートで計算するファームもあります。
大体ブルーベリー用のバケツは1バケツで2kgくらい入るので、その場合は1バケツあたり$6〜7くらいです。
- 初心者:1日$50〜80
- 慣れてる人:1日$80〜$120
- 速い人:1日$150〜200
ブルーベリーは雨の日は休みになるので、
→ 速い人でも週$1000〜1200がリアルな上限ライン
→初心者は週200〜500くらいになってしまうと思います。
歩合制なので、スピード次第で収入は変わりますが、「誰でも簡単に稼げる仕事」ではありません。
とはいえ、慣れてくれば生活費をカバーするくらいは可能です。
【比較】ラズベリーとどっちが稼げる?
結論から言うとラズベリーの方が稼げます。
- 稼ぎ重視 → ラズベリー
- 安定重視 → ブルーベリー
ラズベリーは単価が高く、当たりを引けば一気に収入が伸びます。
ただし、ピッキングの難易度的にはラズベリーは少し難しく慣れるまで時間がかかります。
一方ブルーベリーは、ピッキング自体は簡単で誰でもすぐにある程度は慣れると思います。
その分“爆発力は低め”という感じです。
シーズン自体はブルーベリーの方が長く続くので、ビザ要件の日数をゆったり貯めたい人には向いていると思います。
稼ぎ重視のラズベリーピッキングについてはこちらの記事で紹介しています↓
【コフスハーバーのラズベリーピッキングで1ヶ月60万円以上稼げました。】
【実体験】ブルーベリーファームのリアル
■ 現場はわりと「戦場」
- ピッカー(働く人)が多い
- 一列ごとの管理が甘い
- 良いレーンの奪い合い
→どの列に入るかで収入が変わる
ブルーベリーは人が多い分、条件のいい列を取れるかどうかがかなり重要です。
日によって当たり外れがあるので、安定しきらない原因のひとつでもあります。
ラズベリーの場合は管理者が誰がどの列に入るかをしっかり確認しながら進めますが、ブルーベリーは大まかに今日はこのブロックを取るよと言う指示だけです。
自分で実がたくさんなっているいい列を見極め、他の人より先に取り始める必要があります。
いい列は奪い合いになるので、稼ぐためには、ピッキングだけでなくファーム内でのブロック移動でも周りを見ながら素早く動く必要があります。
■ 悪徳ファームは普通にある
- 単価が低い
- 実が少ない
- 管理が雑
→どちらも経験した身からすると、ブルーベリーファームはラズベリーより当たり外れが大きい印象です。
正直に言うと、コフスハーバーのイメージにある悪徳ファームはほとんどの場合、ブルーベリーファームだと思います。
インド人経営のローカルファームが多く、管理が雑で、うまく動ける人以外はあまり稼げないことが多いです。
その代わり、この地域には仕事が見つからないと言うことはほとんどないくらいたくさんのファームがあります。
コスタやOZ Groupのような大手ファームにアプライして、連絡が来るまでの待ち時間をこういったファームでピッキングに慣れながら過ごす使い方が最も賢いと思います。
■ 作業はシンプルでやりやすい
- パッキング不要
- 実も取りやすい
→作業自体はラズベリーより楽
単純作業なので慣れやすく、体力的なハードルもラズベリーほどまでは高くありません。
しかし、長時間かつ強い日差しの中での作業なので決して楽ではなく、ピッキングの難しさ的にはラズベリーより楽というだけです。
■ 雨の日&待ち時間に注意
- 雨の日は基本仕事なし
- 朝濡れてると開始が遅れる
- いつ始まるか分からない待機あり
→意外と“働けない時間・日”が多い
ラズベリーとの大きな違いは雨で仕事が休みになる点です。
コフスハーバー周辺は時期にもよりますが、意外と雨が降る日も多かったり、夜の低気温による夜露が原因で働けない時間も多いです。
この点も1週間の給料があまり上がらない原因です。
■ 最低時給保証はほぼなし
- 完全歩合が基本
- 最低保証なしが多い
→その代わり自由度はかなり高い
最低時給保証がないことはメリットもあります。
・ピッキングが遅くてもクビにならない
・遅れて行ったり、早く帰ったりしても極度でなければ問題ないことが多い
・休みたい時に休める
ワーホリは稼ぐことが全てではありません。
いろんな場所に行ったり、遊んだり、さまざまなことを経験できるのもワーホリの特権です。
その点、ゆるい働き方ができるブルーベリーファームはビザ要件を満たしつつ、生活できるお金は稼ぎ、あとの時間はサーフィンをしたり、カフェ巡りしたり、自然でゆったりしたりとバランスの取れた生活を送りたい人に向いています。
■ 仕事開始時間は遅め(サーファーには神)
ブルーベリーは、仕事の開始時間がラズベリーよりも遅いです。
- ラズベリー:6:00〜7:00スタート
- ブルーベリー:8:00〜9:00スタート
→朝早すぎると、夜露で濡れた実が乾いていないから太陽が登って少ししてから始まる
このおかげで生活スタイルはかなり自由になります。
サーフィンをしている人にはわかると思いますが、早朝にサーフィンできるのはかなり嬉しいですよね。ラズベリーの場合、日の出の頃には仕事が始まるのでサーフィンは仕事終わりだけに限られますが、ブルーベリーをやっていた頃は、
- 朝イチでサーフィン
- そのまま仕事
- 夕方もサーフィ
こんな生活をしていました。
→ ブルーベリーは「稼ぐ」より「楽しみながら生活する」に向いています
稼げる人と稼げない人の違い
稼げる人
- スピードが速い
- 良い列を取れる
- 継続できる
稼げない人
- すぐ辞める
- 列の運に左右される
- 待ち時間でダレる
→ 結局は“継続+環境”がすべてです
ブルーベリーファームは管理が緩く、友達と話しながらピッキングしたり、ゆるく働ける反面、そうやって働くと全然稼げません。
休憩も各自取るという感じなので速い人は休憩すらしませんし、遅い人は座り込んでランチしたりしています。
稼ぎたいのか、ゆったり働いてスローライフしたいのか。
稼ぎたいなら、素早く動き、休憩も最低限にして、おしゃべりせずに黙々とピッキングしなければ無理です。
ピッキング以外の選択肢(パッキングという安定ルート)
ここまで紹介してきたのは、すべてピッキング(収穫)の仕事です。
コフスハーバーにはもう一つ選択肢があります。
OZ Groupという大手ファームがあり、そこではブルーベリーのパッキング(梱包)作業の仕事があります。
この仕事は時給制で安定していますし、大手なのでペイスリップや給与面など待遇もしっかりしています。
ピッキングはどうしても、
- 天候に左右される
- レーン(場所)で収入が変わる
- 完全歩合で不安定
といった特徴がありますが、パッキングはその逆で、
- 毎日安定して働ける
- 収入が読みやすい
- 体力的にも比較的ラク
というメリットがあります。
実際、「稼ぐ」というよりも安定して生活したい人にはかなりおすすめの働き方です。
まずはOZ Groupにアプライして、働けるまでの待ち時間をローカルファームで繋ぐのがベストな立ち回りです。
まとめ
コフスハーバーのブルーベリーは爆発的には稼げませんが、シーズンが長めでセカンド・サードビザに必要なペイスリップを貯めながらゆったり生活することはできる。
- ピッキング:自由だけど不安定(最大週$1000前後)
- パッキング:安定重視(時給制)
一言でいうと、「ゆるく働いて、ワーホリ生活を楽しみたい人向け」です。
一方ラズベリーはシーズンは短めですがハイシーズンの爆発力はあり、難易度は上がりますがかなり稼げます。
その代わり、朝が早く、毎日長時間の仕事で仕事以外の時間をゆったり使うことはできません。
そんな稼ぎ重視のラズベリーピッキングについてはこちらの記事で紹介しています↓
【コフスハーバーのラズベリーピッキングで1ヶ月60万円以上稼げました。】
ブルーベリーは波目当てでオーストラリアに来る、来たサーファーには結構おすすめです!
それでは良いワーホリライフを!


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